2012年11月1日木曜日

伝説の夜(共演者編)

 自分のライブが終わり、興奮冷めやらぬ中、この日2番手のDANさんの演奏が始まった。まず見て下さい。…そう、ギターでもピアノでもありません。アコーディオンでの弾き語りだったのです。




 左手でメロディ、右手で伴奏というかなり新鮮な光景だった。

 




 よくよく見るとこの鍵盤の近くに5個くらいのボタンがあって、おそらくそれでキーを変えてる印象だった。異国情緒溢れる音となんともクリアで清潔感のある声だった。散歩の途中で旅に出る、みたいな曲がかっこ良かった。あと、ずっと聞いてたらなぜだかディズニーシーを彷彿させた。その理由はわからない。

 ↓この日のトリ、山田庵巳さん。




 体調が良くなかったらしく、リハーサルも来なくて、関係者みんなが大丈夫か心配していた。そんな庵巳さんはDANさんの演奏途中でやっと会場に到着、一同ほっとした。

 ライブの印象……正直一言で言えません。う〜んなんとか言うとすれば宇宙、だと思う。

 無の状態から有を生み出し、歌、曲、MC、全てにおいて突き抜けていた。無から有を生み出したとき、徐々に集まる音の塊、その音に鋭さがあって次にどうなるかわからない怪しさと暗さの中にもときおり見せるお茶目さというか、ふざけるというか全部計算されてる感じでステージの状況や空気を瞬時に判断していた。



全部決まってるのかその場で考えてるのかわからないなぞのMC。ライブの中でほとんど音がなくなる状態がなかった。

 難解な音楽はジャズ、クラシック、ロック…などあらゆる要素が入った印象。かと言って今まであるようなジャンルではなく、新しい感性も入っていて宇宙だった。



 ↑ライブの途中でお客さんに曲を選択させたりエンターテイメントしてた。


↑ちなみにこれの曲を最後アンコールで演奏。

 終わった後、みなさんと話す機会があってDANさんと山田さんと少し仲良くなった。DANさんは見るからに優しそうで良い人で自分のライブも楽しんでくれた。なんで昨日がこの組み合わせだったのか3人のステージで納得したとも言っていた。

 山田さんは凄く黒目が多くて、人間じゃないみたいな印象だった。しかも話してても全部嘘か本当かわからなくて、全部真面目にうなづいてたら、周りの人が彼の言うことは半分以上うそだから信じないほうが良いと言われた。当たり前かもしれないけど、その場にいた人達の名前を一度聞いただけですぐに覚えてその場で呼んでたのにはびっくりした。そして頭が良い。なぜそう思ったか?山田さんと話せば答えはおのずとわかります(笑)

 前編で書いた夢のくだりをマスターの中村さんにしようとする度になぜか本人にさえぎられ、それを3回くらい繰り返したので4回目またこの話したら絶対怒られると思い、怖くなってやめた。

 そんな中村さんにはこうした方が良いみたいな意見をたくさんもらって、今までそう言われる度に落ち込んでたけど、今回は、最近は、自分の音楽はこうなってく、こうしていきたいみたいな信念が少しづつ生まれてきたのであまり落ち込まなかった。でも心の片隅に入れておくことにした。

 帰り際、しまう前にみんなに聞こえない声でギターにありがとうと伝えた。ギターは返事をしなかった。

 

↑最後に友人からもらった差し入れを開けてみたらこれが出てきた。やっぱりビックリマンシールは最高だった!

 それではこれから骨折の練習に行ってまいります〜♪


骨折


11月3日 吉祥寺シルバーエレファント
11月11日 渋谷ルビールームうっとりトワイライト


山路貴澄


11月26日 高円寺UFO CLUB
11月28日 吉祥寺シルバーエレファント

12月6日 新高円寺staxfred




 

2 件のコメント:

  1. 帰り際、しまう前にみんなに聞こえない声でギターにありがとうと伝えた。ギターは返事をしなかった。

    ↑↑↑
    ふと気付くんだけど、こうゆうところってジー山くんのよいところだよね♪ジー山くんには、たまにこうゆう瞬間があるんだよね☆凄くうまく言えないけど(←またまたパクリ…笑)

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  2. ゆきさん!!
    そうすか?そんなとこありましたっけ?感覚で生きているのでわかりませんが♪イェイ♪

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